自分が成長した時ってどんな時ですか?
目標が達成した時?褒められた時?失敗が成功に変わった時?
成長したと感じることって1年を通してもなかなか感じられないこともあります。
しかし、成功は目標を達成したときの成果ではなく、
成功のプロセス(過程)の中に成功が積み上がっています。
イチロー(鈴木一郎)選手、ウサインボルト選手、マイケルジョーダン選手などの
誰でも知っているような選手は、スポーツ界でも歴史的な記録や活躍をしてきました。
果たして、この記録や活躍は偶然なのでしょうか?
ハイパフォーマーの特徴を研究して作り上げたメンタルトレーニング「原田メソッド」を用いて、生徒を13回全国大会優勝に導き、「松虫の奇跡」と呼ばれた原田隆史先生は成功は技術です。と公言しています。
私自身、その「原田メソッド」を原田メソッド認定パートナーである四ノ宮祐介先生から学び、実践しております。今回は「原田メソッド」の三種の神器とも呼ばれる「日誌」についての記事になります。
今回の記事が、あなたの心の成長をヒントとして知ってほしいです。
1.成長の階段を登る
日誌は、最強のスモールステップになります。日々の成長を振り返り、毎日1mmでも高い場所に登っていきます。そのため、今日できたことやできなかったこと、明日への目標を日々書き出すことが大切になります。
そこで、「日誌」と「日記」について混同しないようにしましょう。似ているようで全く違います。
「日誌」は、毎日の「できたこと」と「できなかったこと」を仕分けし、明日の目標を具体的に立てたり、「心のつぼ」に元気を満たすものでなければなりません。
「日記」は、その日の自分の感情を「○○がおもしろかったけど、これは嫌だった」と思いつくままに書けば良いものです。ありのままに書いていくと、できたことの振り返りや、明日の目標を具体的に踏まえたことがないため、愚痴や弱音、被害者意識が高まって終わってしまい、書くたびに元気を失うようなことが多いです。
そのため、「日記」ではなく「日誌」を毎日書く必要があるのです。
しかし、「日誌を書いても読んでくれる方がいない」と思います。今の自分が目の前にいたらどんな言葉掛けをするのか?を意識して、自分を自分でコーチング(指導)しましょう!そして、今日も明日も目標へ進んでいるかの方向確認?目標の1%でも達成できたか?成功にリーチさせていきます。
私は、今回の記事を読んでいるあなたの相談に乗りますよ☺️いつでも相談ください!あなたは1人じゃないです⭐️
「日誌」を書いていても、ときには愚痴や不平・不満を言いたくなることもあります。それも、自由に記述しても結構です。しかし、最後には今度はうまくやるぞ!と明るく前向きにプラス思考でプラスの言葉で終わることが、原則になります。
2.自分の安心できる場所を知る
あなたがこれまで失敗や成功した時の
心・技・身体・生活を振り返ってみましょう。
最高の自分がどうだったのか、最低の自分はどうだったのか分析しましょう!
最高の自分と最低の自分がわかると、自分をどんな状態におけば常に良い状態を維持できるのか、明らかになってきます。そのため、何か新しいことに取り組むときや大きなプロジェクトがあるときに、緊張感が高まり、良い状態が保てず、崩れてしまうことが考えられます。
なので、自分が崩れることがあらかじめ予測される場合は、自分の家族やチームメイト、大切な人に理解してもらうために、先に伝えることが大切になります。なぜなら、相手が何をして崩れているのか把握していないのに、私に言葉かけをしても、せっかく私のことを思って行動しているのに、相手は関係は良好ではありません。
予め伝えておくことによって、相手もわかってくれます。さらに、予めわかっていたら相手も何かしら支援できないかと準備ができるので、パフォーマンスが崩れにくくないます。
3.どんなことを書いていくか?
これから始める方は、まずは無理なく継続することが大切になりますから、無理に全部真似しないようにしましょう!また、取り組んでいる仕事やスポーツ、目標によって各項目は変化していきますから、参考にしながらカスタマイズして、あなただけの日誌を作り上げましょう。
日付
↪︎○年○月○日(○)
今日の目標
↪︎「私は、読書をしてブログを1記事書きます!」
心の天気
↪︎快晴⭐️ポジティブの日焼け注意報
できたこと(1〜3つ)
↪︎①ブログを1記事書けた。②ゴミ拾いすることができた。③大切な人に感謝の気持ちを伝えた。
できなかったこと(1〜3つ)
↪︎①朝ごはんが食べれなかった。②夜遅くまで起きていた。③挨拶ができなかった。
明日の目標
↪︎「生活リズムを整えて、○○の勉強をします!」⚠️ここは内容を具体的にする!
考えられる問題点
↪︎携帯の通知の影響で集中力が切れやすいので、予め携帯を触らないくても良い状態にしておく。
明日の自分へのポジティブな言葉かけ
↪︎3食しっかり食べて、頑張るエネルギーをしっかり整えよう!明日のエネルギーは今から生産して補充しておくよ!たくさんエネルギー使って頑張ろう!
自分を褒める観点
内面(性格や心の動きなど)を褒める
行動や働きを褒める
感覚や感性を褒める
発想や考え方を褒める
努力のプロセスを褒める
過去に努力したことを褒める
やらなかったことでプラスになったことを褒める
身体の働きを褒める
容姿(見た目)を褒める
プラスの変化や内的気付き、自己発見を褒める
私は、読書をしていて心に響いたことや誰かに頂いたアドバイスなどを1つ以上は毎日書くようにしてます!
編集後記
5年10年経って日誌を読み返すと、その日のことを鮮明に思い出すことができ、宝物になっていきます。
楽しかった経験・苦しかった経験、仲間と喧嘩した経験、大切な人に思いを伝えた経験など、無形の財産をみなさんは持っています。前述した通り、成長を感じる瞬間として、目標を達成したときにも実感します。しかし、成長は目標は達成するプロセスの中に数多くあります。
自身小学生の時から練習日誌をつけてきました。当時大切にしていたことが今はできていなかったり、できなかったことは今はできるようになっていたりと、将来の自分へのメッセージになることもあります。
最初は、慣れないことに取り組むので、継続することができないと思うかもしれません。しかし、あなたは1人じゃありません。私と一緒に頑張ってコツコツ成長のスモールステップを積み上げて、目標達成しましょう。