ブログ活動報告

【2021年シーズンを終えて】トレーナー1年目でインハイに出場したシーズンをまとめてみた。

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こんにちは、スポーツケアトレーナー&整体

LION HEART🦁❤️の黒田 玲央 (くろだ れお)です。

2021年4月より愛知桜丘高校外部トレーナー兼コーチ就任させていただき、2021年シーズンを無事終えることができました。

福井インターハイ
4×400mR 準決勝進出 🌸初出場

静岡東海新人戦
400m2名出場(うち1名入賞)
4×400mR 入賞

監督、コーチ、生徒、親御さまとの勝利や敗北を一緒に分かち合えた経験は、スポーツトレーナーとして誇りに思います。。

選手たちは本当によくやってくれました。

スポーツトレーナー1年目の私にとって本当に大きな経験です。

信頼して相談してくれた監督・選手たちに感謝です❗️

今回は、そんな大きな経験を共有していきたいと思います。

1.学生にとってスポーツとは

1-1.学生の日常生活の環境

授業・部活動・課題・テスト・進路・プライベートなど

日々のやらなければならないことや

集中しなければならない場面が多く感じます。

そして、様々な場面で成長しなければならないし、

ストレスになることも多くあります。

その中で、

インターハイに出場したい。

日本一を目指したい。

自己ベストを更新したい。

など目標があります。

本当に大変です。

そのため、日常生活が整っていなければ

高いパフォーマンスは発揮されにくい

あるいは

高いパフォーマンスを維持しにくいと考えられます。

そこで、トレーナーは身体のパフォーマンスも見なければいけませんが、

生活が整っているかの確認もしなければなりません。

これはシーズンを通して数ある大会の目的意識にも精通しております。

 

1-2.シーズンのピリオダイゼーション(期分け)

陸上競技は、

4月にシーズンが始まり、10月にシーズンを終えます。

この約7ヶ月間多い人では1ヶ月2,3試合出場する選手も存在します。

全ての試合に全力を注いで出場すると、

どこかで集中力が消沈し、消化試合に陥る選手も少なくありません。

 

1つの大きな目標だけを目指すより

絶対叶えたい目標に対して、
絶対目標に対して、どんなことができていないといけないかが含まれた中間目標、
月・週・日の小さな目標まで、刻んでいきます。

結果、自分が一番力を発揮したいところで、パフォーマンスが発揮できる選手になれるのです。

 

 

1-3.パフォーマンスを発揮する3要素に追加して

身体のケアや栄養の管理、精神面のケアなど

アスリートとしてやらなければならないこともあります。

そこで大切であるのは

習慣

これが整っていなければ、

ここぞという時にパフォーマンスが発揮できません。

高い目標を目指し続けること

高いパフォーマンスを出し続けることは

難しいことです。

なぜなら、普段と違うことを行うことは潜在意識の中で、ストレスと感じているからです。

なので、常に最高の準備をします。

高いパフォーマンスを発揮できるためには

どんな準備をしなければならないか?

 

パフォーマンスが落ちてしまう理由を把握し、

最悪の状況を想定して、解決策を用意できているか?

 

例えば、雨の日の試合を想定しましょう。

雨が降り込まないベンチを確保しているか?

雨具や替えの着替えやバスタオルは十分か?

0.000001%でも可能性があるなら対策しておかなければなりません。

 

これは地区大会から3〜5日間で大会が開催されるため、天気が左右するのは常に考えます。

遠征となると持ち物もかなり多くなります。

しかし、徹底的に準備したからこそパフォーマンスの低下を対策し、どんな天気・不利な状態でも勝つことができるのです。

そのため、日常から準備力が低い人はこのようなところから大きな影響があります。

・普段から忘れ物が多い

・時間を把握していない

・宿題が残っていて部活に行けない

など

運動パフォーマンスを高めるのも大きな仕事ですが、

このようなところにも重要性を伝え、

実践力を身につけていくことも高いパフォーマンスを発揮する一要因であることが言えるでしょう。

なので一番大切なのは、

自分をしっかり理解しておくことです。

 

2.コーチ・トレーナーの役割

チームには、さまざまなスタッフが存在します。

  • コーチ
  • トレーナー
  • マネージャー
  • 親、配偶者

ここでは、混同しやすいコーチとトレーナーの役割を明確にしておきたいと思います。

2-1.コーチとトレーナーの役割の違い

コーチとは
チーム監督、全体のトレーニングメニューの作成,技術、戦術などの指導者にあたります。(※wiki pediaは内容が薄かったので、趣旨は変えずにお伝えしております。)

トレーナーとは
スポーツ選手の健康や体調の管理、パフォーマンスアップ、パフォーマンスアップ指導、怪我に対するリハビリテーションやケアの担当になります。

私は初めここの役割の認識が明確でなかったため、生徒たちとの関わり方に苦戦しました。私も現役陸上選手であるので、どうしても走り方や戦術などを伝えたくなってしまう。そして、選手たちがいろんな考えを持ってしまい、迷子になってしまっているんじゃないかと考えたこともありました。

2-2.役割が明確になって変化したこと

役割をしっかり明確にしておくことで、

この人はチームでどういう存在なのか選手たちが理解することができます。

外部トレーナーと言っても、毎日練習に参加できるわけではございません。週3回も行ければいい方で、週0回の時もあります。

明確にしたことで、質問の内容が大きく変わり、自分の主な訴えや欲しい感覚など、しっかり伝えれる関係になったため、数値で比較したものがないため感覚的にはなりますが、本当に怪我が減りました。

あくまでトレーナーという立ち位置で、コーチングも行なっておりますが、骨格や身体の使いやすさなどを把握した上で、成長をさらに伸ばすスパイスをかけてあげる「コツの掴ませ屋」のような距離感で指導もしております。

 

3.さいごに

今シーズンの試合が全て終わり、来シーズンに向けて気持ちを休め、冬季練習に向けてエンジンを温めていると思います。陸上競技選手にとって冬季練習の積み上げは、来シーズンの記録に大きく影響すると言われています。

しかし、練習量に対して、身体面・精神面の休養ができていないとシーズンを迎える前に疲弊してしまいます。

また、これから頑張っていく上で

1人では不安…

相談する方がいなくて不安…

指導者やコーチの方でこの選手はどうしたらいいのわからない?

トレーニングの組み立て方が合っているのかどうか?

などのお悩みを抱えている方は、是非一度相談にきていただき、解決のきっかけになれたらなと思います。

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